「あるが儘のリゾート」資料

かつて月刊アドバンス大分(1995年4月号)に「あるがままのリゾート南郡山地(加藤敬介氏)」という特集記事が掲載されたことがある。約30年前の記事であるが今読み返してみても傾聴に値する内容である。当会の活動の方向性に対して示唆的でありこれを比較整理してみた。

加藤氏による記事を表に整理してみた。氏の記事は約30年前のものであるが、当時の指摘事項が如何なる状況に至っているか、検証しておく責務を痛感する。

氏は目指すべき「あるがままのリゾート」の位置付けを「大規模リゾート」との比較において明確にしている。当会の活動についても同様に比較してみた。氏の提唱に通じるものがある。

氏による「知られざる南郡山地シリーズ紹介」にある山リスト。

★★★★★ 九州百名山クラス、    申し分ない

★★★★   自信をもってお奨め、素晴らしい山

★★★    準推薦、山に難あるが自然は多く残る

★★      1つだけ良いポイントがある、もう少し自然が欲しい

★       登山の面白さ、自然度の両面から見てあまり価値はない

海岸地方の蒲江地区には自然林や渓谷美に恵まれる魅力的な山々が多い。漁業用に山林が保護されてきたことも背景にあるものと思われる。

氏による南郡山地特薦コース(但し、1995年当時による)。