ウィリアムズアダムス(三浦按針)一行を乗せたオランダ船リーフデ号はオランダを5隻の僚船と出航しマゼラン海峡を回りチリ沿岸のセントマリア島に停泊。ここにおいて豊後を目指すことを決定、はるばる太平洋を渡り佐伯湾に初投錨した。オランダ船として日本への初到来である。漂着したのではない。黒潮に乗り西方海上に日本を発見し力尽きる寸前、その一日後のことである。祖先たちはその漂着(来着)の記憶を地名に残し後世に伝えている。