「海から眺めると裸麦の段々畑が金色に光っていた」

嗚呼、詩的でなんて美しい表現なのだろう。佐伯地方の海岸地方にかつて存在した「段々畑」の風景である。「父祖の生活史」を伝えるその貴重な遺構を放置しておいていいものかと思う。冒頭の父祖が感嘆し表現したその光景は、まさに後世に残すべき日本の「文化的景観」であろうに。

シシ垣について理解を深めてもらうべく、以前、まとめていた資料をアップした。

果てしなく美しい豊後の国佐伯 しし垣再生.pdf