南海部に天空路を拓く会
 

 佐伯地方は山が蝟集している。山は海に達しリアス式海岸を造形する。人々はその山間や入江に隔絶されて生きて来た。自ずと外界とは峠越えするか尾根道を辿り行き来するしかなかった。今はその殆どが利用される事なく元の自然に戻りつつある。「天空路を拓く」とはかつての祖先達のその生活の道を辿ることでもある。それは必ずやふるさとの豊かな自然を再発見し、そこに息づく歴史や文化を発掘し継承する道に繋がるはずである。


「南海部に天空路を拓く会」とは  南海部に天空路を拓く会 by 本匠振興組 佐伯 | Facebook 

<発足時(2022年9月)>

 佐伯地方に周回遊歩道を整備し、山と渓谷と海の多様な自然環境の保護意識を高め、また、そこに遊び楽しむことを通じて人々に心身の健全な発達や回復の機会を提供し、加え、街や里山に息づく歴史文化や民俗を学び、あるいは発掘し、その継承を目指すことで、地域の豊かな未来の実現に貢献することを目的とする会である。

<過去2年間の活動を経て(2024年9月)>

 周回遊歩道は、佐伯地方の古道(峠道、尾根道)を復元しネットワーク化することで実現を目指す。この「歩く道」に各地域に独自の地勢や歴史文化を反映させて「歩く旅」としてテーマを設定し、ロングトレイルやウェルネスウォークが出来るようにする。今後は各地域のコミュニティと連携して地域の活性を目指す。

本匠振興組」とは

 佐伯地方の各地域(旧町村)の中でももっとも過疎化が進みコミュニティの存続が危ぶまれている旧本匠村の出身者及びその共感者により故郷の活性について考え行動するグループである。

 一方、地域の疲弊は本匠地区に限ったものではなく、広く佐伯地方全般の共通課題である。本匠振興組の活動が佐伯地方全体に広がるようその下に設立したのが「南海部に天空路を拓く会」である。

「会の取り組むべきテーマ」とは

 佐伯地方のハンディとなってきた「僻地性の克服」(魅力に変える)であり、その「投資価値への転換」(投資を呼び込む)である。その為の未来に繋がる「戦略と革新的な施策」立案を目指す。


僻南のまほろばを歩く旅」へ(検討中

 今後は、これまでの活動経験を活かして佐伯地方が更に一体となって活動出来るよう「僻南のまほろばを歩く旅」として再編予定(会員を募り運営)。戦略と施策の総仕上げの活動と位置付ける。

<本サイトの主たる構成>

News :当会の活動状況(2022年~)

概要 :当会の初期活動計画

天空路プロジェクト :当会の初期活動プロジェクト

SOGs75調査隊が行く:佐伯地方の再発見活動の記録

笑わない佐伯の歴史 :佐伯地方の歴史概要(個人ブログへリンク)

天空路ブログ :郷土史研究と探訪記録

豊後のロレンス雑記帳(佐伯及び近隣地方の探訪記録)

日豊ぶらりぶらり

ふるさとの光景

ふるさとの人々

忘れなそ、ふるさとの山河(個人ブログへリンク:郷土史研究と随想)

海の向こうの風景(個人ブログへリンク:海外生活随想)

資料室:佐伯地方に関する分析資料集

Saiki Sky Trails 南海部に天空路を拓く

SOGs75(佐伯を想う爺さん達75歳まで頑張る)調査隊の記録

日本でも稀有な民俗遺産の黄金ルートを発見

次世代の子供たちに見せたいものがある

大分県佐伯市